勤務医数
2024年3月時点 | 常勤医数 | 非常勤医師数(常勤換算) |
産婦人科専門医数 | 1 | 4(1) |
麻酔科専門医数 | 1(0.2) | |
合計 | 1 | 4(産婦人科専門医、麻酔科専門医の双方の資格を持つ医師あり) |
分娩取扱実績
2021年1月-12月 | 2022年1月-12月 | 2023年1-12月 | |
分娩件数 | 248 | 232 | 279 |
無痛分娩件数 | 24 | 43 | 66 |
帝王切開分娩件数(うち緊急帝王切開) | 45(28) | 42(22) | 61(30) |
3.無痛分娩に関する方針
1.妊産婦の本人希望による無痛分娩の受け入れの有無 :有
2. 無痛分娩の導入対象
原則として、計画分娩を導入対象とするが、対応できる範囲で自然陣発の場合も導入対象とする(計画分娩を予定していたが、自然陣発した際に硬膜外麻酔を導入した割合は、2023年の実績で 95%程度)
3.鎮痛の方法
硬膜外麻酔を原則とし、状況によって、CSEA、傍頚管ブロック、陰部神経ブロックをおこなう。
4.無痛分娩に関する標準的な説明文章
1)硬膜外麻酔をもちいた無痛分娩について、2)硬膜外カテーテル挿入の実際、3)硬膜外カテーテル挿入による鎮痛法について、4)陣痛誘発・陣痛促進についての説明
を 外来および無痛分娩教室で説明の上、文章での同意をとっている。
5.無痛分娩のマニュアル
無痛分娩のマニュアルに従い、無痛分娩の標準化、および安全な実施をめざす。現状や外部の専門医の助言のもと、必要時に更新する。
4.無痛分娩に関する設備および医療機器の配備状況
1)麻酔器、人工呼吸器
2)AED
3)母体用生体モニター(心電図・非観血的自動血圧計・パルスオキシメータ等)
4)蘇生用設備・機器(酸素配管・酸素流量計・バックバルブマスク・マスク・喉頭鏡(ビデオ喉頭鏡あり)・気管チューブ(7.0,7.5、新生児用として、2.0,2.5,3.0, 3.5)・スタイレット・経口エアウェイ・吸引装置・吸引カテーテル等)
5)緊急対応用薬剤(アドレナリン・硫酸アトロピン・フェニレフリン・静注用キシロカイン・ジアゼパム・チオペンタール・硫酸マグネシウム・静注用脂肪乳剤・乳酸加リンゲル液・生理食塩水等)
6)CADDポンプ
5.急変時の体制:母児の救急蘇生についての診療体制
母体急変や新生児の蘇生に対して備えるため 医院長(産婦人科専門医、日本周産期・新生児学会 母体胎児専門医、日本周産期・新生児学会 新生児蘇生法普及事業 インストラクター)
および、
医療スタッフ(助産師 10名、看護師 3名)は、
日本周産期・新生児学会 新生児蘇生法および日本母体救命システム普及協議会(J-CMELS)の講習を定期的に受講しています。
当院で対応が困難な場合には、 帝京大学ちば総合医療センター、千葉大学医学部附属病院、君津中央病院などに母体搬送ならびに新生児搬送します。
6. 危機対応シミュレーションの実施
NCPRや JCIMELSの講習会で学んだことを定着させ、また、当院でしっかりと実践することができるようにするため、
非常勤医師 淀川祐紀医師(産婦人科専門医、麻酔科専門医、ALSO、NCPRインストラクター)の指導の元、
全脊椎麻酔・局所麻酔中毒・常位置胎盤早期剥離などのシュミレーションの実施しています。
7. 無痛分娩管理者
1)無痛分娩管理者:鶴岡信栄(医院長)
2)資格:産婦人科専門医、日本周産期・新生児学会 母体胎児専門医、日本周産期・新生児学会 新生児蘇生法インストラクター、日本産科婦人科遺伝診療学会 認定医(周産期)
3)麻酔科研修歴および麻酔実施歴
・無痛分娩実施歴:千葉大学医学部附属病院 実施期間 2001年、2002年-2010年、実施症例数 30例、
有秋台医院 実施機関 2020年- 80例
・麻酔科研修歴: 国立千葉病院 2001年4月-2002年3月
・麻酔実施歴: 国立千葉病院 2001年4月-2002年3月、船橋中央病院 2008年12月-2009年3月、有秋台医院 2010年12月-現在
4) 講習会受講歴 : J-CMELS ベーシックコース JALAカテゴリーA講習
5)無痛分娩に関連した論文
鶴岡信栄*, 清水久美子*, 飯塚美徳*, 土井茂治*, 増田健太郎*, 長田久夫* *千葉大学医学部附属病院産婦人科 分娩と麻酔 (82) 14-16, 2002.
8.麻酔担当医について
J-CMELS ベーシックコース
JALAカテゴリーA講習【2023年版】
医学博士
産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会 母体・胎児専門医
日本産科婦人科遺伝診療学会 認定医(周産期)
母体保護法指定医
NCPRインストラクター
千葉大学看護学部非常勤講師
産婦人科専門医
麻酔科標榜医、専門医
日本周産期新生児医学会 母胎・胎児専門医
ALSO、NCPRインストラクター
9.無痛分娩に関わる助産師・看護師について
助産師 10名、看護師 4名は、
いずれも日本周産期・新生児学会 新生児蘇生法および日本母体救命システム普及協議会(J-CMELS)の講習を定期的に受講しています。
10.日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況
日本産婦人科医回偶発事例報告、妊産婦死亡報告事業への参画をしています。
11.ウェブサイトの更新日時
2024年3月24日 作成。2024/4/24 更新。