NIPTの認定施設となりました。

出生前検査認証制度等運営委員会によってNIPTを検査をできる施設として正式に認定をうけることができました。基幹施設である千葉大学医学部附属病院と連携し、一連の検査、カウンセリングを行います。

NIPTとは母体血染色体検査の略称です。
胎児のお父さん、お母さんに対する検査の説明、カウンセリングを受けていただいた後に、実際検査を受けるか判断していただき、13,18,21トリソミー(=ダウン症候群)の検査を行うことができます。

スクリーニング検査として広く行われているクワトロテストが、
21トリソミーに対しての感度(見つけることができる確率)が 80%であること、確定診断のための侵襲的な羊水検査をうける必要があることが多いこと、15週まで待たなくてはならないこと、などと比較して、
NIPT検査は、9週から(ただし、11週ぐらいからのほうが信頼度があがります)可能であること、21トリソミーに対する感度が 99.1% であること、また、陰性適中率(検査が陰性の場合に実際に陰性である確率)も35歳の場合 99.996%、40歳の場合 99.98% と信頼度が高いこと、などが特徴です。

陽性適中率は 35歳の場合 80%程度、40歳の場合 95%程度なため、陽性の場合は、確認のため羊水検査が必要になります。

検査が陽性、または検査結果が保留の場合、
千葉大学医学部附属病院で再度カウンセリングを受けていただいたうえで、希望する方に羊水検査を受けていただきます。

費用:10万円(千葉大学医学部附属病院で行う羊水検査の検査料を含む)
陽性、または結果が保留の場合、別途、千葉大学医学部附属病院でのカウンセリング、羊水検査の手技代がかかります(総額2万円程度)。

希望の方は妊婦健診時にお申し出ください。
別日に説明、カウンセリングをさせていただいた上で、検査を受けるかどうかきめていただきます。

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