2022年5月14日の新型コロナワクチンの予約について

昨日、5月10日、1月13日以来、
はじめて外来で SARS-CoV-2陽性者の患者さんが 0人でした。
1月から発熱外来の受診者 1500人(うち、SARS-CoV-2 の陽性者 500人)で、一番多かった日(当番医の日ですけどね)は陽性者が 20人ぐらいだったのを思い出すと、本当に嬉しいです。
予防接種の3回目を受けてくださった方が多くなり、
発熱外来の診療では、
予防接種に感染予防効果があること、
感染しても極めてかるく済む、もしくは家庭内感染も防止できることもあること、
を実感しています。
無症候や症状の軽い人など感染に気づかない症状の方は市中にいらっしゃるのでしょうが、外来に来るレベルの症状が出る人が少なくなったのは、よいことです。
当院が発熱外来をやってこれたのは、
かかりつけの患者さんのご理解とご協力があったからこそと承知しております。
本当に感謝しております。

さて、
5月14日の新型コロナワクチン、
小児、大人のファイザーともに予約に余裕があります。
接種ご希望の方は、当院の予約サイトから予約をお願いします。
https://yoyaku.atlink.jp/yushudai-clinic/

小児に関しては、
予防接種の副反応はインフルエンザワクチンの副反応と同程度かな、というのがのべ400人を接種しての感想です。
また、かかった場合、無症状ってことは少なく、
かかっても軽症な人(38度ぐらいの熱がでて、1日-2日で終わる)も多いですが、週に一人ぐらい(小児の感染者の1/10-1/20 ぐらいでしょうか)、40℃の発熱、ひどい咳、喉の痛み、下痢、嘔吐など症状の重いお子さんもいます。
予防接種をうけたお子さんで、弟や妹が保育園からもらってきたご家庭もでてきていますが、症状がきわめてかるい、あるいは、PCRも陽性にならない、ことも多いです。ご検討をいただければ幸いです。

大人のワクチンの3回目については、
接種後の人は、ただの風邪として扱ってもよいような感じです。

妊婦さんに関しても、
妊婦さんがコロナに感染すると重症化することが多いこと、一方で、予防接種をすることで、妊娠に対する悪い影響は確認されないことがわかってきており、
日本産科婦人科学会を始め、アメリカやイギリスでも 1-2回目の接種はもちろん、3回目接種を推奨しています。
さらに、お母さんが妊娠中に接種をした方から産まれたお子さんは、お母さんから抗体を分けてもらった産まれてこれるので、家庭内にもちこまれても(お兄ちゃんやお姉ちゃんが保育園、幼稚園からもらってきて、お母さんが感染して、授乳していても)軽症でおわるか、そもそもPCR陽性にならない、ことがほとんどです(そうじゃないと、38度以上の熱がでて、咳がでて、哺乳不良ということもあります)。

接種をご検討いただければ幸いです。よろしくお願い致します。
有秋台医院 医院長(4月1日から変わりました)
鶴岡信栄

関連記事

  1. 4月の新型コロナワクチンの予約を開始しました。

  2. 2024年3月23日、30日に乳幼児と小児の新型コロンワクチ…

  3. 医療従事者の妊婦さんへ

  4. 新型コロナワクチン3回目接種について

  5. ID-NOW

    COVID-19 ワクチンについて

  6. 2024年3月16日 小児新型コロナワクチンの枠をつくりまし…

PAGE TOP